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2021年9月13日
■課題への気づき
アイデア出しをしていて気付いたのは、
A:アイデアを出す人、考える人
B:アイデアを買う人、得る人
というAとBでものさし(価値判断)が違うことに気がついた。
■アイデア内容
例えば、AとBをつないでマッチングするのは直接マッチングというアイデアとなる。
一方で、AとCとBをつなぐ、つまり、Cという別の人を入れることで、
よりマッチング出来ないのかな?というのが本アイデアとなる。
■アイデアファシリテーターとは
このCがアイデアファシリテーターである。
アイデアファシリテーターは、
A側の0→1で考える世界観と、
B側の1→10でアイデアを実行して固めていく世界観をつなぐ。
端的にいえば、
Aのものさしはアイデアの面白さやユニークさだと思う。
Bのものさしはそれを実行できるか、ニーズがあるかというものさしとなる。
AとBをマッチングするとこのものさしが両極端になり、グラデーションになりづらい。
引っ張りあいとなって、あまり対話的ではない。
もちろん、これはシンプルにB側が買う=お金を持っているからとい立場の違いもある。
■アイデアファシリテーターがいる世界観
ここにアイデアファシリテーターが入るとどうなるか。
Aは、B的なものさしを意識しつつも、本質的なユニークさが消えない程度に着地する。
Bは、A的な面白さを意識しつつも、実行レベルに持っていくという実践的な企画に着地できる。
アイデアファシリテーターに必要なものは、
AとBをゆるやかないつなぐ中間地帯、緩衝地帯、間(あいだ、ま)であり、ある種の「遊び」といっていい。
ここでは対話があり、心理的安全があり、情報や人をつなぐという役割となる。
(例:A的であるアーティストは人が要らないという「不要物」を再生し、作品を作る。その作品が価値を生み出すというのはよくある。この時、不要物を出すB的な人とのマッチングよりも、一旦「中間地帯」的に置いておいて、それをAが取り出す、活用するほうがやりやすい気がする)
アイデアファシリテーターがいる組織や社会では、
AもBもそれぞれ自分のものさしを適切に使い、つまり「仕事に自分を合わせる」よりもい、
「自分に仕事を合わせる」生き方が出来るのではないだろうか。
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